今日、農業界は深刻な高齢化や後継者不足等の問題を抱えています。その問題を解決するべく弊社では、今後の日本の農業を支える人材育成に力を入れています。
農業界に新規参入できない理由として挙げられる、地域に根付いた産業のためコミュニティに馴染めない、年齢層が合わないなどの様々な壁。
そんな壁を打ち壊し、農業を参入しやすい産業にするために。地域と新規就農者を繋ぐ存在としてこの取り組みを行っています。
農業の始め方、農業の仕方などの知識や、いざ始める際に必要になる技術、自身で経営していくための知識も必要になります。
農業の勉強ができる環境や、農地を作る地元との信頼関係、地区農家さんとの交流やツテが全くない状態からのスタートは大きな不安要素になります。
いざ農業を始めようとなるとお金が必要。運転資金や農地を借りるためのお金、その他さまざまな初期費用がかかります。
農地や農機具、ハウスなどの建設、肥料や農薬などの必要物を揃えることは大きな初期負担となります。
収入源は生活がかかった大切な存在。安定した収入を得られるまでの不安感があり、将来のビジョンが見えにくいと感じる方が多いのではないでしょうか?
斎庵の研修期間は3年です。この3年間は斎庵の社員として、農業に必要な様々な技術や知識の習得、地域との交流を深めていきます。
研修期間の3年は、ぶどうの栽培を一から始めて収穫できるまでの期間と同じです。
斎庵で働きながら、貸与された自分の畑の手入れを同時にすすめ、3年後の独立と同時に自分の畑のぶどうが出荷できる状態になっているので、生活への不安を限りなく減らした状態で独立することができます。
生産を実際に行います。農地での仕事だけでなく、加工から販売までの一連の業務を経験しながら学んでいきます。
生産から販売までの工程を、業者さんやクライアントとのコミュニケーションを通して、実際に働きながら経験していきます。
斎庵独自の販路にも含まれる地区農家さんとの関係性。そこからも生まれる交流や、先輩就農者としての知恵や意見を聞くことができます。
独立を考えた就農には、経営面での知識や技術も必要になります。そのため、定期的に外部の講師を招き、経営や財務、WEB、SNSなど様々な内容の研修を行っています。
斎庵での就農が決定すると、「斎庵での業務」と「ご自身の農地」の2軸で生活が構成されます。斎庵の社員としてブドウに関する知識をインプットし、それをすぐに自身の農地でアウトプットすることで、学んだことをすぐに実践しながら育てていくことができます。
斎庵での就農が決定
斎庵での業務
ご自身の農地
農作業
斎庵の農地を
借りる
販売業務
出荷・輸出業務
業務で得た技術や知識を
すぐに自分の農地にアウトプットできる
地域活性業務
自分の畑の手入れ
独立後を見越した研究会
独立
独立後も安定した農業経営に向けた様々なサポートを行います。そして地域の農業仲間として、お互いに山梨の農業を盛り上げていきましょう。